グループセット#
CSIRTプラン向けに複数グループを横断管理するグループセット機能が用意されています。
- 左上のグループ名をクリックして、グループ一覧と、グループセット一覧を表示する
- グループセットをクリックして、CSIRT画面に移行する
グループセットを確認できる権限については「こちら」を参照してください。
脆弱性一覧#
グループセット内のグループすべての脆弱性が表示できます。
- 脆弱性第2ペインの「トピック」タブからトピックを追加することで、危険度の高い脆弱性に対して注意喚起が出来ます。(トピックはオーガニゼーション単位です)
- 脆弱性を複数選択し、タスク優先度や対応予定日、対応期限などを更新できます。
- 対応不要の脆弱性は一括で非表示に設定でき、複数グループで同時にトリアージができます。
サーバ一覧#
グループセット内のサーバすべての情報を表示できます。 サーバ詳細を開いたあとサーバ名をクリックすることで、グループ内の該当サーバ詳細画面に遷移可能です。 ※2023/09時点ではサーバの詳細情報のみ閲覧可能です。脆弱性×タスク、ソフトウェアなどのタブの実装は検討中です。
- Immediateなタスク数・未対応なタスク数の順にソートをし、対応が遅れているサーバを認識、対処できます。
- サーバデフォルト担当者の設定がされていないサーバを一覧で確認できます。
タスク一覧#
グループセット内のグループすべてのタスクが表示できます。
- 候補となるデータが他の一覧と比べて膨大になるためPagingでの表示となります。一覧右下の矢印ボタンを押すことでページの切り替えを行えます。
- タスクを複数選択し、一括でタスク優先度や対応予定日、対応期限などを更新できます。同時にコメントを残せ、対応方針の伝達や補足情報の案内に役立ちます。
- 対応不要の脆弱性は一括で非表示に設定でき、複数グループで同時にトリアージができます。
ソフトウェア一覧#
グループセット内のグループすべてのソフトウェアを検索し一覧表示できます。
ソフトウェア検索機能#
グループを横断してソフトウェアを検索し、バージョン情報や開放ポートをまとめて確認できます。 スキャナで検出した脆弱性に加え、登録済みのCPEやアプリケーションの依存ライブラリも検索対象としています。 Windowsにインストールされているアプリケーションや、Windows製品の更新プログラム(KB)の検索も可能です。
検索仕様#
「ソフトウェアの検索」機能では、以下の条件に部分一致するソフトウェアを検索します。
- ソフトウェア名(該当列:「ソフトウェア」)
- CPE の URI(該当列:「CPE」)
ソフトウェアを検索する手順#
例:「curl」というソフトウェアを抽出する。
curl
と入力して検索-
フィルタを以下のように適用
- 列:ソフトウェア
- 演算子:...に等しい
- 値:curl
CPEを検索する手順#
例:登録したCPEを抽出する。
cpe
と入力して検索-
フィルタを以下のように適用
- 列:ソフトウェア種別
- 演算子:...に等しい
- 値:cpe
グループセット内のGPL系OSSライセンス横断検索機能#
ソフトウェア検索機能でGPL系のソフトウェアを検索できます。 組織内のアプリケーションで利用されているすべての依存ライブラリの中でGPL, AGPLのソフトウェアを横断検索する際に便利です。 ライセンスについて詳しくは「ソフトウェア詳細>OSSライセンス」をご確認ください。
グループセット内のライブラリEOL横断検索機能#
グループセット内のEOL情報が判明しているソフトウェアを検索できます。 EOLに該当するソフトウェアをチェックする際に便利な機能です。
グループセット内のマリシャスパッケージ横断検索機能#
グループセット内のマリシャスパッケージに該当するソフトウェアを検索できます。 意図せずインストールしてしまったマリシャスパッケージをチェックする際に便利な機能です。
管理対象外ソフトウェアを一括設定可能#
FutureVulsには、「脆弱性管理の対象外のソフトウェアを設定できる機能」があります。管理対象外として設定されたソフトウェアに脆弱性が新規に検知された場合は、そのタスクが自動的に非表示に設定されます。
ソフトウェアをグループ横断で検索し、複数選択して一括で管理対象外として設定できます。
グループセット設定#
グループセットの名称変更やメンバ管理、所属グループの管理は「グループセット設定」で行います。